保育園を運営する神奈川県の社会福祉法人 真澄児童福祉会

私たちが乳幼児期の子どもたちに対して何よりも大事に願っていることそれは　「生きる力」を大切にしてほしいということです。生きる力は人間が生きていく上での「すべての力の原点」です。

私たちは、子どもの「生きる力」は「遊び」から育まれると考えています。ですから、子どもたちが生きる力を育むために子どもたちには「遊び」を中心にいろんな学びをしてほしいと考えています。

子どもたちは遊びの中でたくさんの気持ちに出会います。

そんなたくさんの気持ちを見つけられる「あそび」を経験する中でいろいろなことを発見し、多くの興味や関心を持つものを見つけ「得意」を発見してもらいます。

得意なものがある。それは『自信』になります。自信とは自己肯定感であり生きる力です。すなわち、とくいなもの＝生きる力です。これらの気持ちを感じることでさらに得意なものを見つけ発展させ成長していきます。

それは毎日（現在）を楽しむことであり、明日（未来）に希望を持つことで、それが生きる力となります。

私たちの仕事とは…子どもたちが生きる力を持ち続けるためのお手伝いをすることではないでしょうか。

生きる力＝得意なもの　を見つけることです。

自己肯定感＝自尊心は人の根本を創り上げます。人は他者から認められることで自信を持ち、自己肯定感に繋がります。自己肯定感は“誇り”であり、学びのスイッチに変わるのです。

自信を持つためには、「ほめられること」「認められること」「ああなりたい、できるようになりたいというあこがれること」が必要です。

子どもたちにとって保育者は自分をたくさんほめてくれる存在であり自分を受け入れて認めてくれる存在でありあこがれの存在なのです。

子どもたちは身近な存在に「憧れ」この憧れによって成長します。子どもたちは自分で発見し、「あんな風になりたい！あんな風にできるようになりたい！」という憧れがあれば必ず成長します。

だから、憧れを発見し、得意に出会うための「遊び」を大切にし、その「遊び」が創る「学び」の力を大事にします。遊びによる学びの中で子どもたちは主体性（自分の主人公は自分）自立性（自分で考え自分で行動する）を育みます。

子どもたちが「生きる力」を育み、毎日を楽しむためには保育者自身が輝き毎日を楽しむこと

保育者は素晴らしい職業です。こんな素晴らしい職業は他にないと思います。なぜなら私たちの仕事は、子どもたちの未来だからです。

子どもの未来というのは、なんだと思いますか？それは保育者のひとり、ひとりが見せる姿なのです。大きくなったらこんな大人になりたい！という憧れなのです。

あなたは子どもたちの憧れの存在です。子どもたちの未来を創ってください。そんな夢を与えてください。